居酒屋とは?
居酒屋とは酒類とそれにマッチする料理を提供する日本式の飲み屋です。
日本では家族経営の小さなお店から全国展開している大手チェーンまで様々な居酒屋が存在し、趣向もさまざまで多くの日本人が毎日のように楽しく利用しています。
バーやパブなどが洋風の店舗で洋酒を中心に提供しているのに対し、居酒屋は和風でビールやチューハイ、日本酒などを提供している店が多く、バーやパブに比べると料理の種類や量も多いことが特徴です。
食べながら飲む文化
前途の通りバーやパブなどでは料理を食べながら酒類を楽しむ風習が比較的に少ないことに対して、日本の居酒屋では多様なおつまみと酒類を同時に楽しむことが前提とされています。
料理を食べながら飲むことにより、悪酔いを防ぐことが出来るのも嬉しい特徴です。
食べながら飲むことにより、話もはずみ長時間滞在できる居酒屋では各季節の節目に辺るイベントごとに利用されることも多いです。
日本独自の文化?忘年会を楽しもう
日本では12月の季節になると、会社の同僚や友人などで居酒屋に集まり、夕食を楽しみながら今年一年を振り返る文化があります。
忘年会の歴史は古く、遡ること約900年前の鎌倉時代が起源。
鎌倉時代の忘年会は「としわすれ」と呼称されていて貴族などの上流階級の人たちが一晩中和歌を詠んだと言われています。
時代はめぐり江戸時代。
貴族階級に親しまれいた忘年会が庶民の間に広まりました。
この頃から一年の苦労を忘れるために酒を酌み交わす習慣が生まれました。
一方で武士は新年に新たな心意気で主君への忠誠心を誓うために新年会を尊重し、忘年会は行わなかったとも言われています。
忘年会が完全に世間に定着したのは遡ること百数十年前、明治時代です。
この頃には日本の江戸時代特有の幕藩体制は終わり、国民は自由に日本国内を移動できるようになったことをきっかけに出稼ぎや他都市の学校に通う学生が増えました。
そんな地元を離れて生活する人々が年末に里帰りしなかった際に集まり宴を催したことが現在の忘年会のスタイルにつながることになります。
文献に初めて忘年会の言葉が記載されたのは明治後期、夏目漱石の「吾輩は猫である」です。
クリスマスパーティーの後にもご利用ください
ここオーストラリアで日本の忘年会に相当する行事はクリスマスパーティー。
クリスマスパーティーで振る舞われる料理はフィンガーフードなど、立食形式が多く、開始時間も早いのでパーティー終了後には、空腹に、、、。そんな時は一番星でゆっくりと美味しいラーメン!飲み足りない方はお酒と餃子などを楽しんでみてはいかがでしょうか?