酸辣湯麺とは?
酸辣湯麺は、広く日本の中華料理店や一部のラーメン店で食べることができます。中国四川や湖南の郷土料理である酸辣湯が独自の進化を遂げたラーメンです。数あるラーメンの中でも豆腐、椎茸、筍、葱、木耳など多彩な具材が特徴です。
健康効果も期待できる
酸辣湯の味の決め手はなんといってもお酢です。お酢は世界的にも超目されている健康調味料。
お酢には多くのアミノ酸が含まれているので、体に脂肪がつきにくくなる作用があります。
また、抗菌殺菌効果も期待ができ、腸内に巣食う有害細菌を除去する効能もあり美容効果も期待ができます。
さらに、お酢には食欲促進効果もあり、これからのオーストラリアの暑い季節、食欲減少になりがちな時にも美味しく召し上がっていただけます。また、辛味成分は身体を温めてくれるので新陳代謝をうながし発汗作用も期待できます。
同時にお酢は麺類の主成分である炭水化物の消化を助け、多彩な具でバランス良く、美味しく栄養補給ができ、ダイエットにも嬉しいメニューです。そんな嬉しい健康効果は二日酔いにも効果的です。
酸辣湯麺の発祥の地、実は日本なのです
前途の通り、酸辣湯自体は中国の四川、湖南地方の郷土料理で日本に伝わり中華料理店で提供されていました。そんな酸辣湯をヒントにした酸辣湯麺は60年前、東京の中心で産声を上げます。
時は60年遡り東京きってのビジネス街、赤坂にお店を構える老舗中華料理店「榮林」。
実はここ「榮林」が酸辣湯麺の発祥地なのです。
そこには特筆したストーリーがあるわけではないのですが、「榮林」で働くスタッフがまかないとして酸辣湯に中華そばの麺を入れて食べていたものが、スタッフの中で評判になり、いつしか看板メニューになったと言われています。そんな赤坂の老舗中華料理店の厨房からから酸辣湯麺は日本全国に広がったのです。
シティ店の酸辣湯麺は日本でも珍しいタイプ
一番星ボンダイジャンクション店では前途した日本で広く知られている一般的な酸辣湯麺をベースにしています。対してシティ店では日本でも珍しいシンプルな酸辣湯麺をご提供。
麺とスープを極限まで楽しんでいただくために、具には挽肉を乗せて極限までシンプルさを追求しています。
どちらもそれぞれファンが多いのですが、お客様の生活範囲の違いなどから意外と両店舗でレシピが違うことは認知されていません。
日本で独自の進化を遂げた具沢山の酸辣湯麺、そしてここシドニーで更に進化を遂げたシンプルな酸辣湯麺、それぞれの違いを是非とも体感してください。